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慢性疲労に馴れてしまう

人には元に戻ろうとする能力と、環境に適応する能力があるという事を前に書きましたが、慢性的な疲労にさえ馴れてしまうという人も中には居ます。

たとえば、普通の人だったら耐えられる限界を100として、50くらいで「もう限界だー、休まなきゃ」と自覚できても、疲労に対して麻痺している人は80くらいの疲労度でも働き続けてしまいます。ふつう、そこまで言ったら精神的にも追いやられてしまうのですが、それすら自覚する事ができません。結果、急に涙が溢れてきたり情緒不安定になったり、疲れているのに目が冴えて眠れなかったり、更に酷くなると長期のうつ病などになったりもします。

また、ストレスをパーっと発散したくなるというのは良くあるのですが、これは軽度のストレスに対しては良いのですが、重度にストレスが溜まった人には、あまり役に立ちません。こういう人にはゆっくり、ゆったりとした運動や軽度の運動、ゆるやかな環境などが必要になってきます。

本当にストレスが溜まりきって、寝たきりになってしまうような所まで行くと、喜怒哀楽全ての感情が高ぶる事すらストレスになって気持ち悪くなったりもします。信じられますか?喜びの感情さえもストレスになってしまうのです。

ここまで行く人はそうは居ないかもしれませんが、実例としてあるのは事実です。ですから、ストレスはなるべく溜め込まず、こまめに発散していった方が良いのです。

私もそのお手伝いが出来ればと考えています。

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慢性症状専門匠

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