よく、「体が硬い」という方がいますが、ほとんどの方は

関節ではなく、その関節に関連する一部の筋肉が硬くなっている

という事がほとんどです。

加齢などで関節の柔軟性が失われていく事はありますが

それ以外で関節そのものが硬くなるという事はあまりありません。

特に開脚や前屈が大変という方はそうです。

私自身、小学生の時には前屈は指先が膝の位置までしか行きませんでした。

これは主にストレスや運動不足から来ていたもので

症状が軽くなった中学から今に至るまで、指先は足の指に

届くようになりました。

今も放っておくと腿の筋肉が硬くなってしまうのですが

これを防ぐには、やはり定期的にストレッチなどの柔軟体操を

するしかありません。

ただし、あまり過度に伸ばすとかえって反射によって硬くなってしまうので

「痛気持ちいい」くらいまででとどめておいた方が良いです。

また、筋肉を伸ばすためには反対側の筋肉を縮めなければならないので

出来るだけ体重などを使った、筋力を使わないストレッチや

パートナーに押してもらうなどの方法がベストです。

筋肉は、筋力も大事ですが、それ以上に柔軟性が大事になってきます。

運動や怪我の防止のためにも柔らかい筋肉を維持する事に

心がけていきたいものです。

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