ぎっくり腰なども含めて筋肉を傷めてしまった場合
基本的には3~4にちは湿布を貼って炎症を抑え、休むことがベストとなります
私はぎっくり腰のお客さんが来た場合でも、早期の場合は
患部の施術はほとんど行いません
臀部から大腿部、背中を中心に施術していきます。
なぜか。
それは、炎症を起こしてしまっている場所に施術をするのは
炎症を起こしている場所に更に仕事をさせ、炎症を悪化させてしまうからです。
実際に私の知人がぎっくり腰になってしまった時にけん引の治療をされ
悪化してしまった人も居ます。
臀部、大腿部、背中を施術して筋肉を緩め、筋膜の癒着を取ると
その部分の可動域が広がり幹部が動けない分をフォローしてくれるようになります。
そうすると、余計な仕事をしなくてすむ患部は治癒に専念できるのです。
これにより、ぎっくり腰であれば腰部の痛みが軽減するのですが
この時私は必ず「痛みは和らいでいますが、なるべく動かず安静にしてください」と
付け加えます。
痛みが治まったとはいえ、患部では細胞たちにより修復が一生懸命
行われている最中だからなのです。
人間、痛みが軽くなり動けるようになると、ついつい仕事や家事、趣味の事などを
したくなってしまうものですが、ここはガマンです。
最低でもぎっくり腰をやってから3~4日はなるべく疎かないでいる
というのは基本になります。
この時、腰の周辺が硬くなってしまう事があり、ぎっくり腰が良くなっても
腰の痛みが残ってしまう場合があります。
その時こそ腰への施術が有効になる時です。
寝ている間に硬くなってしまった筋肉ですが、自己修復が終わっていますので
施術をしても炎症を引きを超す心配もありません。
ですので、もしぎっくり腰をやってしまった場合、
最初は炎症部分を冷やしておとなしくしておき、炎症が収まって
まだ筋肉が硬くて痛い場合に施術を受ける。
というやり方が一番腰痛を長引かせない方法になってきます。
腰や肩、眼精疲労などにお悩みの肩、ぜひ当院にご相談ください。
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