今日はちょっとプロレスの話になります。
高山善廣という選手をご存知の方はいらっしゃるでしょうか?
196cmの高身長とUWF仕込みの技術でのし上がってきた人です。
そんな彼が試合中、頸椎完全損傷という事態に陥ってもう2年になります。
最初は自立呼吸すらできなかったようですが、まだ彼は諦めていません。
さて、高山選手といえばドン・フライ。
というくらい、彼らの試合はもう伝説化しています。
この試合、高山選手は壮絶な殴り合いの末負けてしまうのですが
問題はこの試合の後です。
これは私も知らなかったのですが、ドン・フライ選手、
この試合のあと精彩を欠き、ついには昏睡状態にまでなっていたそうです。
原因は高山選手との試合のダメージらしいのですが
プロレスではこれと似たような話がいくつかあります。
昨年亡くなったダイナマイト・キッドも、身体が壊れたのは
アメリカでの無理な試合と筋肉増強剤の影響かと思っていたのですが
彼の自伝では初代タイガーマスクとの試合でダメージが
蓄積していったのではないかと書いてあったそうです。
私も23の時にパニック障害、24の時に過呼吸で倒れ、一時寝たきりになりました
その原因は二十歳から1年半務めた会社にあると言われました。
このように、致命的な体調の悪化も、辿っていくと数年前だったり
十年以上前の無理が祟っていたりする事は、実は珍しい事では無いのです。
ダメージは本人が知らないうちに、ジワジワと体を蝕んでいくのです。
若い時には無理、無茶、無謀もやってしまいますが、
ダメージが抜けきらなかった場合には私やドン・フライ選手のように
何年かしてひどい目に会う可能性もあるのです。
ですから、身体や精神を酷使している心当たりのある人は
ぜひ自分の身体をご自愛ください。
心のダメージも体のケアから良化していく事もあります。
私は絶対という言葉は軽々しく口にしたくないのですが
これだけは間違いありません。
他ならぬ経験者の私が言うのですから。
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