ブログ

累積疲労の怖さ

今年の夏の甲子園

熱闘ぶりに興奮した方も多かったのでは

無いでしょうか?

特に金足農業の活躍は素晴らしかったですね。

吉田投手。今大会でも随一の投手

でしたが、速度だけではなく

球の回転、伸び、素晴らしいものがありました。

ドラフトでも目玉になる事は

間違いないでしょう。

しかし、その活躍とは裏腹に

私はある不安を抱きながら彼の

活躍を見ていました。

多くの解説者の方も指摘したように

「投げすぎ」なのです。

結局、決勝では大阪桐蔭の前に

疲れ果て、大量失点を

喫してしまいました。

それ以上に怖いのは、彼の肩に溜まった

「累積疲労」です。

昔から甲子園で活躍した投手は

プロでは大成しない。

と言われています。

それは高校のときに肩を使いすぎ

プロに入って故障したり伸び悩んだりする

選手が多い事から来ています。

早大の荒木投手や斉藤投手はその代表でしょう。

中にはメジャーに行った田中投手、

ダルビッシュ、桑田、松坂投手など、プロでも

活躍した投手もいますが、

高校のときの累積疲労が何年か後になって

肩や腰など、弱いところに出てくるというのは

あるのです。

これはムチウチなどでもそうですが

一回痛めたところや疲労が溜まってこびりついて

しまったものは、その時は大丈夫でも

数年してから体に悪さをする事もありえます。

前途ある高校球児に長く野球で活躍して

もらうためにも、球数制限などは

早めに取り入れて欲しいものです。

また、このような心当たりのある方は

体のメンテナンスを心がけるように

された方が間違いなく良いです。

〒417-0056 静岡県富士市日乃出町75-2 富士コーポレーション日乃出ビル103

℡ 0545-67-0385

慢性症状専門匠

https://kinmaku-takumi.com/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA