私が整体師を職業としていしきしたのは心因性の疲労から
ほぼ寝たきりになっていたのを
(様々な病院で診てもらいましたが結果は異状なし)
整体の先生に良くしてもらえたところからです。
その時、先生に「アンタはこの商売に向いてるからやったらどうか」
と言われ、家でマッサージの学校に行きたいと言ったところ
当時まだ存命だった祖母から強硬に反対され、叶いませんでした。
明治生まれの祖母にしてみるとマッサージ師というのは
目の見えない人がするもので健常者がするなどとんでもない!
という事でした。
無理にでも行こうと思えば出来たのかもしれませんがそこまで
祖母をないがしろにできなかったのは自分の甘さなのかもしれません。
私は子供のころから体調がすぐれない事が多かったのですが
それを初めて認識したのは小学一年の時体重がどんどん落ち続けていった
ところです。2年の時には仮性近視からそのまま
眼鏡を使うようになり一時は休学もしていました。
体育も4年まではしていませんでした。
結局は全て心因性のものだったのですがそれも母の知人の勧めで
神奈川の北里病院に行くまで全く分からないままでした。
このように私の大きな転機には心因性の体調不良というものが
関わってきています。
椎間板ヘルニアや座骨神経痛なども心的ストレスと無関係という
わけではありません。
今自分が整体という職業について、過去の自分と同じな状態で
苦しんでいる人に接することが出来るのも、何かの縁なのかもしれません。
それだけに来ていただいたお客さんには少しでも楽になって欲しい。
これだけはずっと変わらない私の信条になっていくのだろうと思っています。