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肩甲骨はいつも重労働

前回、肩甲骨は体幹から近くても距離があるというお話をしましたが、この肩甲骨を支えている筋肉、特に上方向に引っ張りあげている筋肉が弱いと肩こりになりやすいのです。

鎖骨を通してしか体幹にくっついていない肩甲骨は非常にフラフラした骨で、これを筋肉によって位置づけしてあげなければいけないわけですが、肩甲骨は腕という「お荷物」をいつもぶら下げています。肩甲骨を持ち上げる筋肉が弱いと、この腕の重さに耐え切れないのです。

大げさな話しように思えますが、人間は動く動物です。歩くだけで肩甲骨にかかる下方向への負荷は増え、走りでもしたらその負荷は一気に増えます。増してや、荷物をぶら下げたり緊張から下方向に引っ張る筋肉に力が入ったりしたら、肩甲骨を支えている筋肉は常に重労働を強いられる形になってしまいます。

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